佐渡海洋深層水の特徴
低温安定性
佐渡海峡の海洋深層水は「日本海固有水」と呼ばれています。
太平洋側の海洋深層水に対し、佐渡沖の海洋深層水は平均水温が通年1℃前後と低く、非常に冷たいのが特徴です。
その分、菌の繁殖を抑えることができるため、浄化性に優れています。佐渡では、取水管に断熱処理を施し、冷たい海洋深層水を冷たいまま汲み上げ、ホッコクアカエビ(ナンバンエビ)など冷水性の魚種の蓄養に利用しています。
清浄性
取水地佐渡は、豊かな自然に恵まれていると共に、一級河川がなく、大きな工場団地もありません。そのため、佐渡海洋深層水そのものが清浄です。
さらに、企業や住民の皆様により安心してご利用いただけるよう、3回(原水は2回)の紫外線滅菌を行っています。
富栄養性
水深200メートルでは、太陽光が届かないため、光合成が行われず、植物の成長に欠かせない硝酸塩やリン酸塩などの無機栄養塩類が、消費されずに豊富に含まれています。
海洋深層水ができるまで