佐渡海洋深層水 海洋深層水ってなあに?
海の水は、太陽の光が届く場所と届かない場所があります。
水面から200〜300メートルのところは、太陽の光が届かなくなります。
そこにあるお水は、太陽の光が届かないので、いつも冷たくてきれいなままです。
それを、海洋深層水(かいようしんそうすい)とよびます。
地球にある海の水の多くがこの海洋深層水(かいようしんそうすい)で、海の流れによって世界中を流れています。
世界中を回る海の水の流れと同じように、日本の周りにも海の水の流れがあります。
日本海のお水を日本海固有水(にほんかいこゆうすい)、太平洋側では北太平洋中層水(きたたいへいようちゅうそうすい)といいます。
海洋深層水(かいようしんそうすい)はどれくらいあるの?
私たちがすむ地球は、海と陸地がありますね。地球の70%が海でできています。
地球にある海水の95%が海洋深層水です。
海洋深層水(かいようしんそうすい)はどうしてできるの?
冷たい風にあたると、海の水の上の部分がこおりになります。
こおりがふえるとまわりの塩分(えんぶん)がこくなっていきます。(どんどんしょっぱくなります)。そうすると、重く(おもく)なって、海の下の方に落ちていきます。これが海洋深層水(かいようしんそうすい)になります。
日本の海洋深層水(にほんのかいようしんそうすい)
:日本海固有水(にほんかいこゆうすい)について
日本にある海の水は「日本海固有水(にほんかいこゆうすい)」とよんでいます。
太平洋側(たいへいようがわ)にあるお水よりも、冷たくて、きれいです。
この特徴を使っていろいろなところで利用されています。